2024年7月16日火曜日

【初心者向け🔰】お金を掛けない方法を考える。ズン券値段÷営業日数の数字を比較してお得度を算出【ニュース📰】

 https://x.com/snownavi/status/1811576320541024514?s=46&t=xXCHOzkeK2ciPHBzE9HcSw

https://www.snownavi.com/topics/news_24071201

snownaviさん、2024.7.12更新の記事を見て、
もう一歩踏み込んで考察してみました。

とりあえず、元の記事を見てみましょう。



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●元記事のコピペ

スキー場営業期間 トップ20

2023-24冬の全国のスキー場の営業期間トップ20。
都道府県別では長野県が6スキー場と最多。
岐阜以西では高鷲の139日が最長でした。

1位 志賀高原(長野県) 182日
2位 かぐら(新潟県) 169日
3位 イエティ(静岡県) 164日
4位 天元台高原(山形県) 161日
5位 富良野(北海道) 160日
5位 たんばら(群馬県) 160日
7位 白馬五竜Hakuba47(長野県) 159日
7位 栂池高原(長野県) 159日
7位 野沢温泉(長野県) 159日
10位 丸沼高原(群馬県) 158日  
11位 ニセコグラン・ヒラフ 157日
12位 札幌国際 156日
12位 キロロ 156日
14位 ニセコアンヌプリ国際 154日
14位 奥只見丸山 154日
14位 白馬八方尾根 154日
17位 夏油高原 153日
18位 秋田八幡平 152日
18位 軽井沢プリンスホテル 152日
20位 蔵王温泉 151日
??位 高鷲スノーパーク 139日
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●シーズン券の値段・営業期間を把握する

当たり前だけど、
オープン時期が早く、
クローズするまで遅いスキー場が営業期間が長くなるようですね。
そして、スキー場はシーズン券という素晴らしい利用許可書を発行しています。
次に、上記のスキー場のシーズン券の値段を確認します。
(※値段は超早割の値段、共通券もしくは専用券の値段)
1位 志賀高原(長野県)  182日 85,000円(23-24)
2位 かぐら(新潟県)   169日 79,000円(23-24)
3位 イエティ(静岡県)  164日 34,500円(23-24)
4位 天元台高原(山形県) 161日 60,000円(24-25)
5位 富良野(北海道)   160日 58,500円(23-24)
5位 たんばら(群馬県)  160日 51,000円(23-24)
7位 白馬五竜47(長野県)159日 58,000円(23-24)
7位 栂池高原(長野県)  159日 47,000円(23-24)
7位 野沢温泉(長野県)  159日 76,000円(23-24)
10位 丸沼高原(群馬県) 158日 60,000円(23-24)
11位 ニセコグラン・ヒラフ 157日 144,800円(24-25)
12位 札幌国際       156日 66,000円(23-24)
12位 キロロ        156日 57,500円(24-25)
14位 ニセコアンヌプリ国際 154日 70,000円(24-25)
14位 奥只見丸山      154日 38,000円(23-24)

14位 白馬八方尾根     154日
   77,000円(40歳~23-24)
   40,000円(18~39歳23-24)

17位 夏油高原       153日
   64,000円,35,000円(20~25歳23-24)
   43,000円(26~30歳23-24)

18位 秋田八幡平      152日 34,000円(23-24)
18位 軽井沢プリンスホテル 152日 75,000円(23-24)
20位 蔵王温泉       151日 70,000円(23-24)
??位 高鷲スノーパーク   139日 54,000円(23-24)
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営業日数当たりの一日料金を計算する

最後にシーズン券の値段を営業日数で割ります。
1日当たりのリフト券の値段が出せます。
もし営業期間中、全日足を運べるのなら、
一番お得に利用できると言えるのではないでしょうか?

また、シーズン券を購入した場合、よく言われるのが、
例えば、20日滑ったから一日券5000円換算で、
100,000円払うはずのところ、
販売価格50,000円だったから5万円浮いた!お得!
という計算が主流です。

でも、毎度思うのですが、
『じゃあ本当に20回行くのかよ…』と。。

だったら、この計算よりも、
『営業日数当たりの一日料金×実際の滑走日数』
で計算した方が良いと思っていたので、
今回、その基礎となる金額を計算してみました。

1位 志賀高原(長野県)    85,000円/182日=467円
2位 かぐら(新潟県)     79,000円/169日=467円
3位 イエティ(静岡県)    34,500円/164日=210円
4位 天元台高原(山形県)   60,000円/161日=373円
5位 富良野(北海道)     58,500円/160日=366円
5位 たんばら(群馬県)    51,000円/160日=319円
7位 白馬五竜47(長野県)  58,000円/159日=365円
7位 栂池高原(長野県)    47,000円/159日=296円
7位 野沢温泉(長野県)    76,000円/159日=478円
10位 丸沼高原(群馬県)    60,000円/158日=380円
11位 ニセコグラン・ヒラフ   144,800円/157日=922円
12位 札幌国際         66,000円/156日=423円
12位 キロロ          57,500円/156日=369円
14位 ニセコアンヌプリ国際   70,000円/154日=455円
14位 奥只見丸山        38,000円/154日=247円

14位 白馬八方尾根
   77,000円(40歳~)/154日=500円
   40,000円(18~39歳)/154日=260円

17位 夏油高原
   64,000円/153日=418円
   35,000円(20~25歳)/153日=229円
   43,000円(26~30歳)/153日=281円

18位 秋田八幡平        34,000円/152日=224円
18位 軽井沢プリンスホテル   75,000円/152日=493円
20位 蔵王温泉         70,000円/151日=464円
??位 高鷲スノーパーク     54,000円/139日=388円



●考察

○前提条件

ほぼ同等の金額になりましたが、
シーズン券の値段が頭一つ高額なヒラフは、
ダブル・トリプルスコアになりました。



ここで、10位 丸沼高原(群馬県)
60,000円/158日=380円を参考に、
シミュレーションして行こうと思います。

丸沼のオープンからクローズまでの土日休みは約60日ありました。
一般的に週休2日制で働く人は、最大60日滑れると言えます。



○営業日数当たりの一日料金×実際の滑走日数

つまり、380[円/日]×60[日]=22,800円
22,800円の価値を引き出せたと言えます。

次に、一日当たりの金額が丸沼より高い
7位 野沢温泉76,000円/159日=478円
でシミュレーションします。
同様に60日滑れると仮定すると、
478[円/日]×60[日]=28,680円
丸沼より5880円分、価値を引き出せたと言えます。

しかし、言い換えるならば、
『野沢温泉は丸沼より、5880円分お金が掛かってしまった』
となります。

シーズン券の値段が低く、
営業期間が長いスキー場、
上記の【イエティ】で例えると、
210[円/日]×60[日]=12,600円
支出として34,500円は支払ったものの、
実質の支払った対価として、12,600円分で済み、
シーズン中の出費が一番抑えられた!
と言えるのではないでしょうか?


支払った金額-引き出せた価値の金額を計算

次に、支払った金額-引き出せた価値の金額を計算してみます。

丸沼:60,000-22,800=37,200円
野沢:76,000-28,680=47,320円
家茶:34,500-12,600=21,900円

金額を比較すると、
家茶<丸沼<野沢 となりました。
この比較は、支払った金額に対して、
どれだけ有効に使えたか?が分かります。
シーズン券の販売額-自身が引き出せた価値の金額の値が、
小さければ小さいだけ、
シーズン券を有効に使用できたと言えます。
この金額が大きくなるようなら、
自身にとって、持て余すのでは?と考えられるでしょう。


○滑走日数ベースにしたい

この計算の前提は、

●全員儲けることは出来ない


滑走日数を共通の変数にすることで、
平等に比較できると思います。

また、一日券の値段に対して比較すると、
一日券の値段を考慮するのが面倒だったので、
加味しない方法を考えました。

むしろ比較対象が増えてややこしくなる気がします。



○結論

私としては、シーズン券の金額が低く、
それでいて営業期間の長いスキー場を選ぶと、
シーズン券を余すこと無く、利用することで、
お得だな!と実感できると思うので、
[円/日]の金額が小さいスキー場を
ホームゲレンデにしようと考えます。


●所感

文章で数字の比較はナンセンスですが、
少し興味が出た方は、
ご自身で表計算ソフトに色々な数値を入力してみませんか?

どうすればお得に過ごせるのか?
損をしないか?
満足度が高いシーズンを過ごせるか?
本当に購入すべき価値があるのか?
実はお得なのでは?
など、発見があるかもしれません。
スキーヤー・スノーボーダーは、
家計管理とは向き合わなければならない重要な課題だと思います。
趣味に掛けられる予算は有限だと思います。
稼ぎがバグっている人もいるでしょうが、
そんな人は例外中の例外で極々少数だと思います。
なので、一般ピーポーの我々は、
家計管理のスキルも磨くべきだと考えます。
そこで、オフシーズン中に計算してみてはいかがでしょうか?
これもまたオフトレの一環なのではないでしょうか?
雪山に関することですから、こういった考察も楽しいと思います。
趣味面に限らず、自身の家計管理も捗ると予想されます。
貯金もしたい、欲しい物があると思っているあなたは、
むしろ、今すぐやってみなければ!と思うことでしょう。
家庭を持ち、子育てと両立しなければならない場合、
時間の問題もありますが、予算面も課題となることでしょう。

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