27.シフトブッシュ交換
シフトノブ側(茶色いの)
リアミッション側(ベアリング)
○交換して最も新車を感じる事が出来る
●シフトチェンジのフィーリングはMT車の命
かつて所持していたインプレッサスポーツワゴンstiのGF8において、
購入した際に、シフトブッシュを交換した経験があります。
この時は購入先で交換して頂きましたが、
シフトチェンジのフィーリングが新車に戻ります。
これが気持ちいいんです!MT車信者に落ちます。
そこまでパーツ代も高くなく、
お手軽に出来る修理の一つでしょう。
今回もMTのサンバーを購入したので、
シフトブッシュについて調べてみると、
結構、ブッシュの樹脂が割れやすく、
みんなシフトの自由度が高く、
ガバガバな状態になるそうです。
案の定、私が購入した車体も、
シフトブッシュは既に無いので遊びが多く、
シフトチェンジのフィーリングはイマイチでした。
そうと決まれば、シフトブッシュを交換するしかありません!
作業方法を調べてみましたが、
これなら一人でも出来そうだと思った為、
今回、初挑戦してみました。
今回のポイント
・シフトノブ交換と同時にやろう!
・部品の調達方法
・交換方法(フロント側)
・交換方法(リア側)
○シフトノブ交換と同時にやろう!
●フロント側
センターコンソールを外した状態でやる為です。
今回私は、同時に様々な改造を行っておりました。
一度にまとめてやらないと、
何度もセンターコンソールを取り付けては外し、
取り付けては外し…、
という状況に陥りそうだったからです。
金色のアームにゴム製のブッシュが噛ませてあります
センターコンソールを取り外してみると、
既存のブッシュが付いておりませんでした。
恐らくですが、ゴム製のブッシュが劣化し、
これまでの運転手のシフトチェンジによって、
千切れたのかは分かりませんが、
モノは確認できませんでした…。
既に既存のブッシュは朽ち果てていました…
なるほど、通りでシフトノブの遊びが多くて、
ニュートラルにすると、
あっちこっちに動いてしまう訳だ…。
◎同時に行っていた作業
ザっと3項目ありました。
・シフトノブ延長
・4WDボタン移設
・センターコンソール作製
これらの作業と並行して、
ネットで作業方法を確認し、新品のブッシュを購入し、
交換作業を行いました。
シフトノブが遠くて少し手前にしたかった
まず、4WDボタンと配線を外す
市販のボタンに付け替え
●リア側
リア側はエアインテークを外す必要がある為、
いきなり、車中泊用のベッドキットを載せちゃうと、
また、降ろさなければなりません!
順序が大切です。
丸いゴム製のブッシュが割れるとガタつきます
ベッドキットを載せられる日は来るのだろうか…(遠い目)
○部品の調達方法
●まずネットで検索
車いじりで一番重要なのは、事前調査です。
他の全ての作業でも言っておりますが、
まず、ネットで検索してみましょう。
99.9999.....%、他者がやっています。
それを有難く参考にさせてもらいましょう。
今回、色々と検索した結果、
純正部品ではなく、
某オークションサイトで取り引きしている部品を発見!
価格はほぼ同等でしたが、
個人でも購入可能だった為、こちらで購入しました。
ま、みんな考える事は同じってことです(お察し)
●シフトブッシュ交換のポイントまとめ
◎フロント部・リア部で別れている
よくよく考えてみれば、そりゃそうかと思いました。
ミッションとシフトノブは車の両極端に位置しております。
シフトノブから車を縦断するアームが伸びており、
ミッションへ接続しておりました。
<動画>
これが一番分かりやすい
https://youtube.com/shorts/2wJPA0VRN4Q?si=366HOtWeB-gUX6rW
ミッション側のアームのブッシュ
◎商品の確認
某オークションで購入しましたが、
2,3日で到着した記憶です。
簡素な方法なので送料も安く済みます
全て入っていました
茶色いブッシュがフロント側、
ベアリングがリア側になります。
フロント側
シフトチェンジの時に、
力を入れて押し込んでしまうと、
徐々に潰れていき、最後は千切れてしまいます。
シフトノブが自由に動く遊びが増えてしまいます。
この部品を新品に換える事で、
ギアチェンジのフィーリングが良くなります。
遊びが無くなるので、シフトミスも減ると思います。
リア側
リア側のベアリングは、
ミッションを動かす機構に接続する為、
リアのブッシュが劣化すると、
こちらも遊びが大きくなってしまいます。
なので、サンバーのシフトブッシュ交換は、
離れた位置にあるリアも併せて行わなければなりません。
○交換方法(フロント側)
まず、センターコンソールを外します。
4点を車体に固定しておりました。
ネジがプラスチックなので舐めない様に、
電動工具は使わない方が賢明です。
コンソールを外す時は少しコツが要ります。
シフトブーツの穴は狭いので、
シフトノブを外す必要があります。
その為、シフトノブ交換と並行して作業しました。
しばらく運転できなかったので、
日頃の足にしている場合、
不便さを感じるかもしれません。
機構が少し分かります
シフトノブを操作すると、
アームやピロボールが動き、
それに連動するミッションが操作される様子です。
サンバーはミッションが遥か後方にあるので、
よくこんな機構にしたなぁと感心しました。
フロント側のブッシュは、
ワッシャーとピンのみで固定されております。
プライヤーで外しましょう。
無くさない様に管理しましょう
アームを外します。
シフトノブをグイっと動かせば外せます。
本来ならここで古いブッシュを取り外しますが、
私のは完全に脱落しておりました。
恐らく残っていても、
劣化や硬化してひび割れ等で破損していることでしょう。
パーツクリーナーで掃除しましょう
新品のブッシュをアームのリングにはめ込みます。
少々力が必要になりますが、
ゴムの弾力を活かしてグイッとはめ込みましょう。
高粘度のグリスを付けてからはめ込めば良かったです
アームにブッシュをはめ込めました。
ピッタリサイズでした
あとは戻すだけです。
軸に通してワッシャーとピンで再び溜めます。
一先ず完成。
カチっとしました
ここで油をくれました。
先にグリスに付けておくべきでした。
カインズのグリスを使いました
グリス噴射後、
後はセンターコンソールを戻せば完了です。
別途、センターコンソールに充電器等を取り付ける為、
私の作業は、ここで一旦終了です。
ここからシフトノブ交換へ移りました
純正ハンドルはもう卒業!
ウッドステア&シフトノブで軽バン内装を格上げしよう
(6.ハンドル・シフトノブ交換)
シフトノブの交換も、
すでに終了しております。
サンバーの四駆は、
パートタイム仕様なので、
切り替えボタンの移設が必須となります。
センターコンソールの加工も同時並行でしたが、
いつまでもボタンを取り付けられなかったので、
ダッシュボード側に移設しました。
○交換方法(リア側)
次にリア側のブッシュ交換を行います。
まず、エンジンへアクセスします。
アクティでもそうでしたが、軽バン最大の弱点、
エンジンへのアクセスが悪いのが難点です。
サンバーはリアにある天板を開けてアクセスします。
その為、防水シートも剥がさなければなりません。
結構、大変です。
今後も修理などでエンジンを触る機会があるも思います。
しかし、ベッドを置いては降ろして…、
を繰り返すのは大変なので、
簡単にエンジンへアクセス出来る様な機構にする予定です!
開口部が広いです
天板はネジ止めなので簡単に取り外せます。
ここは実質車外なので埃まみれです。
この機会に綺麗にしましょう!
泥が硬化しておりましたが、
真鍮ブラシでガシガシ擦って落とせました。
埃まみれです
続いて、エアインテークを取り外します。
この下に、ミッションがあります。
フロント側から伸びるアームと連結しています。
エアインテークはパイプで固定されておりますが、
パイプバンドで固定されているので、
ドライバーで緩めてグイグイすれば外れます。
エアインテークをついでに確認しました。
油や埃が溜まっていたので、綺麗にしました。
フィルターは注文していなかったので、
後日交換予定です。
インテーク内部は埃まみれな上、油まみれ…
エアインテークの下にお目当てのミッションが見えました。
ミッションは硬化した泥だらけでした…。
泥が乾いて硬化しています
真鍮ブラシで綺麗にしました。
今回はこれが一番時間が掛かった作業かも…
真鍮ブラシ様様
最後に水を絞ったタオルで軽く拭いて完了。
エンジンルームも洗車した時に綺麗にしたいです。
さて、リア側のブッシュを交換しましょう!
交換するパーツはこれ。
フロント側と同様に、
ピン留めされていますので、
無くさない様に注意しましょう。
リア側のシフトブッシュ
ピンを外し、ミッションとの連結を外します。
外すと、アーム側に、
下の写真の様なブッシュがはめ込まれているので、
手や工具で、グイっと外します。
純正のシフトブッシュ
今回購入したリア側のシフトブッシュは、
ぶっちゃけ、何の変哲もないベアリングです!
これを、アームの輪っかにはめ込みます。
この作業は、上手くはめ込まないと、
曲がってしまうので注意です。
はめ込む輪っか
シフトノブから伸びているアームは、
2本あります!
下の写真を見て、分かるでしょうか?
同じような蛇腹が見えるはず…
今回、購入したシフトブッシュに、
ワッシャーが同梱されていたのを覚えているでしょうか。
このワッシャーを2枚を用いて、
ナットとボルトを用いて締めることで、
ベアリングを徐々にはめ込む事が可能です!
ちょっとでも曲がっていると入りません
最後は、ハンマーで叩いてはめ込みました。
はまればOKです!
もう一個も忘れずに
リア側のシフトブッシュ、ベアリングをはめ込んだら、
エアインテークを戻します。
最後に、蓋を閉めて作業完了です!
エアフィルターを事前に買っておくべきでした…
○完成!
完成したモノの、
部品は目視で確認する事が出来ないので、
シフトチェンジのフィーリングでのみ、
その成果が確認できます!
勿論のこと、シフトチェンジ時のフィーリングは良くなりました!
リア側純正品
リア側のブッシュは、少し遊びがあります。
片や、今回仕込んだベアリングは、
その遊びが全くありません。
その結果、シフトノブがしっかりと固定され、
シフトチェンジの際には、
キリっとして、スコスコギアが入る様になります!
その感覚は、MT乗りなら、
絶対に分かる変化だと思います!
そして、この感覚も、
MT車を所有する醍醐味の一つと言っても過言は無いと思います。
素直に気持ち良いんです!!!
こういう醍醐味があるので、MT車を私はすすめております!
○まとめ
何度も言っておりますが、
MT車を中古で購入したら、
シフトブッシュ交換は必須と言えましょう。
それくらい、交換後のフィーリングが改善されます。
しかも、手順はそれ程大変ではありません。
(※もしかしたら、車種によるかも…)
軽バンは非力なので、
シフトミスを起こさない運転は重要です。
パワーロスを起こさない為にも、
シフトブッシュ交換をしてみてはいかがでしょうか?
○最後に
スキー場へ行く用の雪山号、車中泊号を作る為に、
DIYを駆使して作製していく過程を発信していく予定です。
最初は車の整備・最低限の装備取り付けが多くなりますが、
今後の快適な運転の為の布石です!
特に安易に軽バンを購入する方が多い印象ですが、
雪山特化の軽バン車中泊車両について、
情報を発信していきます!
もし、よろしければ、
過去の記事などもご覧ください!
●車中泊号、雪山号を作ろう!シリーズ
1.車中泊についての概要
2.ベース車両を買おう
3.手元に車両が来たらやる事
4.改造計画
5.電源(常時・イルミ・アクセサリ)の取り出し
6.ハンドル・シフトノブ交換
7.デッドニング
8.断熱材・断熱シート貼り
9.ETC車載器取り付け
10.ドライブレコーダー取り付け
11.レーダー取り付け
12.タコメーター増設
13.ディスプレイオーディオ取り付け
14.ライト類のLED化
15.ベースキャリア取り付け
16.スタッドレスタイヤ・ホイール
17.ホーン交換
18.シート交換
19.車体下部の防錆材の塗布
20.内部からリアハッチ開閉
21.ヒッチメンバー取り付け
22.ルームランプ移設
23.リアワイパー移植
24.ワイパー5cm延長
25.フロントスピーカー交換
26.リアスピーカー増設
27.シフトブッシュ交換 ←当記事
etc...






























