2026年3月29日日曜日

まずはコレ!軽バン車中泊カスタム前にやる「電源取り出し」完全ガイド(5.電源(常時・イルミ・アクセサリ・イグニッション)の取り出し)スバルサンバーLE-TV2

5.電源(常時・イルミ・アクセサリ)の取り出し

自作した電源ターミナル


○真っ先にやっておきたい事、第1位

『電源の取り出し』

これを真っ先にやっておくと、
今後、パーツを増設する場合、
電源の確保が簡単になります!

非常にオススメな工程です!


自動車の電源(電装系)は、
主にキーのポジション
(電源ポジション)に合わせて、
電気の流れるタイミングや
目的によって「3種(+イルミ)」に分類されます。
DIYでの電装品(ドラレコ、ナビ等)の
取付けによく使われる知識です。


そして、電源を最初にあらかじめ確保しておくと、
様々な電装品を取り付ける際に非常に便利です!

なので、内装を剥ぎ取った段階で、
サクッと作成したいと思います。


設置場所は、今後配線を繋ぎやすく、
それでいて隠しやすい場所がオススメです。

私は、自作のセンターコンソールに設置予定です。



○今回の重要ポイント

・車の代表的な4つの電源
・各電源の特徴
・各電源の取り出し方法
・電源ターミナルの作成と置き場
・スイッチの集積



○車の代表的な4つの電源

一般人が知っていればいい範囲はこちら

●常時電源(BATT、+B)
 
●アクセサリー(ACC)
 
●イグニッション(IG)
 
●イルミネーション(ILL、ILM)

次に特徴を詳しく説明していきます。


○各電源の特徴

●1. 常時電源(バッテリー電源:BATT, +B)

バッテリーから常に供給される電気

特徴:

エンジンが停止(キーOFF)でも、
常にバッテリーから電源が供給されている


用途: 

カーナビのメモリー機能、
時計、セキュリティシステム、
キーレスエントリーなど


注意点: 

長時間消費電力の大きいものを繋ぐと
バッテリー上がりの原因になる

 


2. ACC電源(アクセサリー電源)

エンジンは掛かっておりません

特徴:

キーを「ACC(アクセサリー)」、
あるいはプッシュスタートを
1回押した状態(エンジン停止、電装品ON)で流れる電源


用途:

カーオーディオ、
シガーソケット(携帯の充電)、
カーナビ、ドラレコなど


注意点:

エンジンを切ると電源が切れるため、
設定メモリーが消える機器には適さない



3. IG電源(イグニッション電源)

まだ、エンジンは掛かっておりません

◎特徴:

キーを「ON(エンジン作動中)」にした時だけ流れる電源
エンジン始動中も保持される。


用途:

エンジン制御機器、ワイパー、
電動ファン、
ドラレコ(エンジンON時に確実に録画したい場合)など。


注意点: 

エンジン停止と連動して確実に電源が切れる。



4.(重要)もう1つの電源:イルミ電源(ILL, ILM)

スモールランプは
常時・ACC・IGどの場面でも点灯できる

特徴:

ヘッドライトやスモールランプ(車幅灯)を点灯した時、
(スモール連動)に流れる電源


用途:

メーターパネルの照明、
夜間に光る装飾品、
イルミネーションなど


注意点: 

スモールランプの点灯を思い出すと、
エンジンを切った状態でも点灯できます。
キーを1つ回した状態でも、
2つ回した状態でも点灯します

つまり、イルミネーション電源は、
常時電源・アクセサリー電源・イグニッション電源の、
3つ全ての電源に繋がれています

もし、消費電力が多い機器や照明と繋げた場合、
常時電源でイルミをONにする事になります。
もし、放置してしまうと、
バッテリー上がりを引き起こします!

照明を取り付ける場合、
イルミネーション電源に繋ぐ時は注意です。


google で検索してみると、
一発でズバリな情報が出ます!

google先生は優秀です。





○各電源の取り出し方法

電装品を取り付ける際は、
ヒューズボックス、シガーソケット裏、
オーディオケーブル、
これらの電源を配線(分岐)して取得します。

いや、分岐ってどうやるんだい!!
…と思いますが、分岐方法は次の通りです。


自動車における配線の分岐方法

初心者からプロまで、
接続の確実性や手軽さで使い分けます。


エレクトロタップ(配線コネクター)

多用するのは避けたい 

中央部分の窪みに配線を置いて
両端のパーツを挟み込みます

    • 特徴:

    • 配線を剥かずにプライヤーで挟むだけで分岐可能。

    • 注意:

    • 接触不良が起きやすいため、
      水濡れや振動の多い場所には向きません。
    • 「壊れました」っとお店に持ち込んでも、
      お店は【原因の特定】作業から入るので、
      もちろん、その作業工賃が発生します。
    • つまり、DIYして一見節約したように見えて、
      故障時にキッチリ、請求が戻ってくるという事です!
      私自身もこういった説明を受けた為、
      エレクトロタップはオススメしません!
    • 「挟み込みだけ!」と言いつつ、
      配線の被覆部分が削れずに、
      タップ内部の金属部分と
      接触していないんだと思われます。
      そのため、やはり、
      確実に分岐させる為にも、使用は控えて、
      次に紹介する分岐方法を行いましょう!

  •  

コードを露出させる時が最も重要


特徴:

  • 配線の被覆を剥いて圧着する、
    自動車メーカーも採用する確実な方法。

  • メリット:

  • かさばらず、抜けにくい。

     

私はこれでも分岐させています

  • 特徴:
  • 抜き差しが必要な場所に使用。
    分岐専用の「Y型」端子もあります。



●分岐配線の作成

◎諸注意点

ザックリ説明すると、
既存の配線から枝分かれさせる事を言います。

エレクトロタップは簡単な作業で出来ますが、
通電不良を起こしやすく、
それでいて、原因の特定がしにくい面があり、
出来る限り使用は控えましょう。

DIYで埒が明かなくなって、
整備士に点検してもらう時には、
結局、プロでも作業が困難で、
作業工賃も上がる事が予想されます。
そして、とても嫌がられるので、
使用は控えましょう。


◎用意する材料・道具

これは流石に自前で用意して欲しいです。

●電工ペンチ
 
●端子
 
●絶縁カバー
 
●配線・コード


◎購入先

ホームセンターや
自動車用品店で買うのをオススメします。
理由は、分かりやすく陳列している為、
間違わずに購入する事ができるからです!



●作製方法

◎既存の配線の途中から分岐を作りたい時

1.既存の配線コードのカバーをカッター等で削り、
    中の導線を露出させる

3.分岐させる配線コードを適度な長さに切る

4.切ったコードの端の導線を露出させる

5.露出部分を電工ペンチでスプライス端子を圧着する



これっきり使わないという方は、
業者に丸投げした方が、
自前でDIYして作製するより、
安上りになる可能性があります。

また、出来栄えが全然違います。
『素直にプロに任せる』
こういう判断ができる事を願います。



電源ターミナルの作成と置き場

電源ターミナルとは

今回のサンバーに作ったターミナル

分岐させたコードを、
ターミナルという金属のブロックに接合させます。
これを『電源ターミナル』と呼びます。

電源ターミナルはネットで注文する事が可能です。
今回私は、
8種類の電源を集約できるターミナルを購入しました。

こちらが電源ターミナル


電源ターミナルの作り方

◎購入品

・ターミナルブロック
・配線
・端子

ターミナルブロックをネットでポチっとしましょう!

<私の購入品はこちら>

配線・端子は電子機器の取り付けで使うので、
以前、買ったモノでもOK


◎作製手順

●分岐させた配線コードの末端に、
 ワニ型端子や円型端子を圧着させます
 
●端子をターミナルの片側に接合させます
 
●逆サイド側から端子で圧着した配線を噛ませます
 
●電気を通すと、
 その先にある電子機器や照明に通電できます


●電工ペンチの手順の解説(1)

分岐させた配線コードの末端に、
ワニ型端子や円型端子を圧着させます


1-1.配線の末端の被覆部分を電工ペンチで露出させます

1-1.電工ペンチの手元部分の役割

コードの太さに該当する部分で挟み込み、
コードを引っ張ります

被覆材だけ引きちぎってくれます!


1-2.露出した導線は、捻じります

<写真なし>

1-2.捻じる事が重要


1-3.2つ折り、3つ折りにしてコンパクトにする

1-3.この作業も重要だと思っています


1-4.忘れ勝ちな、端子カバーを配線に通しておく

1-4.端子カバーを忘れてやり直した数は∞です

次に端子を用意します
まず、端子カバーです



1-5.電工ペンチで端子を圧着させます

<写真なし>

1-5.電工ペンチの先端部分の役割

一番重要な部分なのに、
写真を撮り忘れてしまいました。

先端部の真ん中の部分を用います。


1-6.完成



●電源ターミナル作製手順

端子をターミナルの片側に接合させます

1.電源ターミナルの片側のネジを緩めます

2-1.ドライバーも使います


2.端子をはめ込みます

2-2.金属同士を接触させます


3.緩めたネジを締めます

2-3.端子が外れない様に締めます


4.片側は給電、反対側は電装品

赤いコードは車の電源から延長してきたコードです。

仕切りで金属ブロックが分けられており、
逆サイドにワニ型端子で接続することで、
電装品と接合することが簡単になるのが、
電源ターミナルです。


5.分かりやすく配線に名前を書く

配線にマスキングテープを巻き、
何の電源かメモを書きました。

また、ターミナルブロックの中央、
白い部分は紙のような材質です。
ここにもメモっておくとgood!!




◎注意点

レーダーを常時電源に繋ぐと、
エンジンを切っても、
キーを抜いても通電していると予想できます。

こうなってしまうと、
バッテリーが上がってしまいます。

製品説明書等を参照し、
どの電源に接続すべきか確認をしましょう!!!




電源ターミナル作製の恩恵

ターミナルの逆サイド側から、

簡単かつ自在
電源を取れるようになります!

最初に電源ターミナルを用意しておくと、
後々の取り付けで大活躍する事、
間違いなしです!!



電源ターミナルの置き場

◎置き場に気を付けましょう!

例えば、ボディーが剥き出しの所に置いておくと、
不意にターミナルの金属と接触した場合、
ショートしてしまいます。

恐らく、ヒューズが飛ぶと予想されます…。


◎私の設置場所

出来れば隠したい

パット見、どこにあるのか分からない様にしたいです。

私の場合ですが、
センターコンソールに、
靴置き場を設けましたが、
このスペースの裏に、
そっと、電源ターミナルを忍ばせました。

一般的には、
ダッシュボード、インパネ裏でOK!
また出番があるかもしれない為、
結束バンドで一時的に、
括りつけておく程度で十分です。

運転中に足に配線が引っかかって、
事故の原因にならないように、
よく注意して設置しておきましょう!



○スイッチの集積

近くにスイッチも集積させる

照明を追加で取り付けた場合、
スイッチの設置個所に困ります。

そこで、電源ターミナルから出て
すぐ近くに、スイッチを設けると、
余計な配線が短くなる為、
見栄えがスマートになる事でしょう。

私は、センターコンソールに集積する予定です。
これで、後部の居住部からでも
操作が可能になると予想しています。



○まとめ

●車の代表的な4つの電源

●常時電源(BATT、+B)
 
●アクセサリー(ACC)
 
●イグニッション(IG)
 
●イルミネーション(ILL、ILM)

最低限、覚えておきたい知識だと思います。
バッテリー上がりを引き起こさない為にも、
これくらいは知っておきたいと感じます。


●各電源の特徴

●常時電源(バッテリー電源:BATT, +B)
 
常にバッテリーから電源が供給されており、
注意して取り扱わないと、バッテリーが上がる可能性がある


ACC電源(アクセサリー電源)
 
キーあるいはプッシュスタートを
1回押した状態(エンジン停止、電装品ON)で流れる電源で、
設定メモリーが消える機器には適さない


IG電源(イグニッション電源)
 
キーを「ON(エンジン作動中)」にした時だけ流れる電源で、
エンジン停止と連動


イルミ電源(ILL, ILM)
 
(スモール連動)に流れる電源

電源の特徴を押さえる事で、
車に流れる電気を管理できるようになります。
その結果、バッテリー上がりのトラブルを
回避しやすくなると思います。

雪山でバッテリー上がりは出来れば避けたい事故なので、
知っておくべき知識だと思います。



○最後に

スキー場へ行く用の雪山号、車中泊号を作る為に、
DIYを駆使して作製していく過程を発信していく予定です。

最初は車の整備・最低限の装備取り付けが多くなりますが、
今後の快適な運転の為の布石です!
特に安易に軽バンを購入する方が多い印象ですが、
雪山特化の軽バン車中泊車両について、
情報を発信していきます!

もし、よろしければ、
過去の記事などもご覧ください!


●車中泊号、雪山号を作ろう!シリーズ

1.車中泊についての概要

2.ベース車両を買おう

3.手元に車両が来たらやる事

4.改造計画

5.電源(常時・イルミ・アクセサリ)の取り出し

6.ハンドル・シフトノブ交換

7.デッドニング

8.断熱材・断熱シート貼り

9.ETC車載器取り付け

10.ドライブレコーダー取り付け←当記事

11.レーダー取り付け

12.タコメーター増設

13.ディスプレイオーディオ取り付け

14.ライト類のLED化

15.ベースキャリア取り付け

16.スタッドレスタイヤ・ホイール

17.ホーン交換

18.シート交換

19.車体下部の防錆材の塗布

20.内部からリアハッチ開閉

21.ヒッチメンバー取り付け

22.ルームランプ移設

23.リアワイパー移植

24.ワイパー5cm延長

25.フロントスピーカー交換

26.リアスピーカー増設

etc...



スキー・スノボ保険