5.電源(常時・イルミ・アクセサリ)の取り出し
自作した電源ターミナル
○真っ先にやっておきたい事、第1位
『電源の取り出し』
これを真っ先にやっておくと、
今後、パーツを増設する場合、
電源の確保が簡単になります!
非常にオススメな工程です!
自動車の電源(電装系)は、
主にキーのポジション
(電源ポジション)に合わせて、
電気の流れるタイミングや
目的によって「3種(+イルミ)」に分類されます。
DIYでの電装品(ドラレコ、ナビ等)の
取付けによく使われる知識です。
そして、電源を最初にあらかじめ確保しておくと、
様々な電装品を取り付ける際に非常に便利です!
なので、内装を剥ぎ取った段階で、
サクッと作成したいと思います。
設置場所は、今後配線を繋ぎやすく、
それでいて隠しやすい場所がオススメです。
私は、自作のセンターコンソールに設置予定です。
○今回の重要ポイント
・車の代表的な4つの電源
・各電源の特徴
・各電源の取り出し方法
・電源ターミナルの作成と置き場
・スイッチの集積
○車の代表的な4つの電源
一般人が知っていればいい範囲はこちら
●常時電源(BATT、+B)
●アクセサリー(ACC)
●イグニッション(IG)
●イルミネーション(ILL、ILM)
次に特徴を詳しく説明していきます。
○各電源の特徴
●1. 常時電源(バッテリー電源:BATT, +B)
バッテリーから常に供給される電気
特徴:
エンジンが停止(キーOFF)でも、
常にバッテリーから電源が供給されている
用途:
カーナビのメモリー機能、
時計、セキュリティシステム、
キーレスエントリーなど
注意点:
長時間消費電力の大きいものを繋ぐと
バッテリー上がりの原因になる
●2. ACC電源(アクセサリー電源)
エンジンは掛かっておりません
特徴:
キーを「ACC(アクセサリー)」、
あるいはプッシュスタートを
1回押した状態(エンジン停止、電装品ON)で流れる電源
用途:
カーオーディオ、
シガーソケット(携帯の充電)、
カーナビ、ドラレコなど
注意点:
エンジンを切ると電源が切れるため、
設定メモリーが消える機器には適さない
●3. IG電源(イグニッション電源)
まだ、エンジンは掛かっておりません
◎特徴:
キーを「ON(エンジン作動中)」にした時だけ流れる電源。
エンジン始動中も保持される。
◎用途:
エンジン制御機器、ワイパー、
電動ファン、
ドラレコ(エンジンON時に確実に録画したい場合)など。
◎注意点:
エンジン停止と連動して確実に電源が切れる。
●4.(重要)もう1つの電源:イルミ電源(ILL, ILM)
スモールランプは
常時・ACC・IGどの場面でも点灯できる
◎特徴:
ヘッドライトやスモールランプ(車幅灯)を点灯した時、
(スモール連動)に流れる電源
◎用途:
メーターパネルの照明、
夜間に光る装飾品、
イルミネーションなど
◎注意点:
スモールランプの点灯を思い出すと、
エンジンを切った状態でも点灯できます。
キーを1つ回した状態でも、
2つ回した状態でも点灯します
つまり、イルミネーション電源は、
常時電源・アクセサリー電源・イグニッション電源の、
3つ全ての電源に繋がれています
もし、消費電力が多い機器や照明と繋げた場合、
常時電源でイルミをONにする事になります。
もし、放置してしまうと、
バッテリー上がりを引き起こします!
照明を取り付ける場合、
イルミネーション電源に繋ぐ時は注意です。
google で検索してみると、
一発でズバリな情報が出ます!
google先生は優秀です。
○各電源の取り出し方法
ヒューズボックス、シガーソケット裏、
オーディオケーブル、
これらの電源を配線(分岐)して取得します。
いや、分岐ってどうやるんだい!!
…と思いますが、分岐方法は次の通りです。
●自動車における配線の分岐方法
- 特徴:
- 配線を剥かずにプライヤーで挟むだけで分岐可能。
- 注意:
- 接触不良が起きやすいため、
水濡れや振動の多い場所には向きません。 - 「壊れました」っとお店に持ち込んでも、
お店は【原因の特定】作業から入るので、
もちろん、その作業工賃が発生します。 - つまり、DIYして一見節約したように見えて、
故障時にキッチリ、請求が戻ってくるという事です!
私自身もこういった説明を受けた為、
エレクトロタップはオススメしません! - 「挟み込みだけ!」と言いつつ、
配線の被覆部分が削れずに、
タップ内部の金属部分と
接触していないんだと思われます。
そのため、やはり、
確実に分岐させる為にも、使用は控えて、
次に紹介する分岐方法を行いましょう!
- ◎スプライス端子:
コードを露出させる時が最も重要
- 配線の被覆を剥いて圧着する、
自動車メーカーも採用する確実な方法。
- メリット:
- かさばらず、抜けにくい。
- ◎ギボシ端子:
私はこれでも分岐させています
- 特徴:
- 抜き差しが必要な場所に使用。
分岐専用の「Y型」端子もあります。
●分岐配線の作成
◎諸注意点
ザックリ説明すると、
既存の配線から枝分かれさせる事を言います。
エレクトロタップは簡単な作業で出来ますが、
通電不良を起こしやすく、
それでいて、原因の特定がしにくい面があり、
出来る限り使用は控えましょう。
DIYで埒が明かなくなって、
整備士に点検してもらう時には、
結局、プロでも作業が困難で、
作業工賃も上がる事が予想されます。
そして、とても嫌がられるので、
使用は控えましょう。
◎用意する材料・道具
これは流石に自前で用意して欲しいです。
●電工ペンチ
●端子
●絶縁カバー
●配線・コード
◎購入先
ホームセンターや
自動車用品店で買うのをオススメします。
理由は、分かりやすく陳列している為、
間違わずに購入する事ができるからです!
●作製方法
◎既存の配線の途中から分岐を作りたい時
1.既存の配線コードのカバーをカッター等で削り、
中の導線を露出させる
3.分岐させる配線コードを適度な長さに切る
4.切ったコードの端の導線を露出させる
5.露出部分を電工ペンチでスプライス端子を圧着する
これっきり使わないという方は、
業者に丸投げした方が、
自前でDIYして作製するより、
安上りになる可能性があります。
また、出来栄えが全然違います。
『素直にプロに任せる』
こういう判断ができる事を願います。
○電源ターミナルの作成と置き場
●電源ターミナルとは
今回のサンバーに作ったターミナル
分岐させたコードを、
ターミナルという金属のブロックに接合させます。
これを『電源ターミナル』と呼びます。
電源ターミナルはネットで注文する事が可能です。
今回私は、
8種類の電源を集約できるターミナルを購入しました。
こちらが電源ターミナル
●電源ターミナルの作り方
◎購入品
・ターミナルブロック
・配線
・端子
ターミナルブロックをネットでポチっとしましょう!
配線・端子は電子機器の取り付けで使うので、
以前、買ったモノでもOK
◎作製手順
●分岐させた配線コードの末端に、
ワニ型端子や円型端子を圧着させます
●端子をターミナルの片側に接合させます
●逆サイド側から端子で圧着した配線を噛ませます
●電気を通すと、
その先にある電子機器や照明に通電できます
●電工ペンチの手順の解説(1)
分岐させた配線コードの末端に、
ワニ型端子や円型端子を圧着させます
1-1.配線の末端の被覆部分を電工ペンチで露出させます
1-1.電工ペンチの手元部分の役割
コードの太さに該当する部分で挟み込み、
コードを引っ張ります
被覆材だけ引きちぎってくれます!
1-2.露出した導線は、捻じります
<写真なし>
1-2.捻じる事が重要
1-3.2つ折り、3つ折りにしてコンパクトにする
1-3.この作業も重要だと思っています
1-4.忘れ勝ちな、端子カバーを配線に通しておく
1-4.端子カバーを忘れてやり直した数は∞です
次に端子を用意します
まず、端子カバーです
1-5.電工ペンチで端子を圧着させます
<写真なし>
1-5.電工ペンチの先端部分の役割
一番重要な部分なのに、
写真を撮り忘れてしまいました。
先端部の真ん中の部分を用います。
1-6.完成
●電源ターミナル作製手順
端子をターミナルの片側に接合させます
1.電源ターミナルの片側のネジを緩めます
2-1.ドライバーも使います
2.端子をはめ込みます
2-2.金属同士を接触させます
3.緩めたネジを締めます
2-3.端子が外れない様に締めます
4.片側は給電、反対側は電装品
赤いコードは車の電源から延長してきたコードです。
仕切りで金属ブロックが分けられており、
逆サイドにワニ型端子で接続することで、
電装品と接合することが簡単になるのが、
電源ターミナルです。
5.分かりやすく配線に名前を書く
配線にマスキングテープを巻き、
何の電源かメモを書きました。
また、ターミナルブロックの中央、
白い部分は紙のような材質です。
ここにもメモっておくとgood!!
◎注意点
レーダーを常時電源に繋ぐと、
エンジンを切っても、
キーを抜いても通電していると予想できます。
こうなってしまうと、
バッテリーが上がってしまいます。
製品説明書等を参照し、
どの電源に接続すべきか確認をしましょう!!!
●電源ターミナル作製の恩恵
ターミナルの逆サイド側から、
簡単かつ自在に
電源を取れるようになります!
最初に電源ターミナルを用意しておくと、
後々の取り付けで大活躍する事、
間違いなしです!!
●電源ターミナルの置き場
◎置き場に気を付けましょう!
例えば、ボディーが剥き出しの所に置いておくと、
不意にターミナルの金属と接触した場合、
ショートしてしまいます。
恐らく、ヒューズが飛ぶと予想されます…。
◎私の設置場所
出来れば隠したい
パット見、どこにあるのか分からない様にしたいです。
私の場合ですが、
センターコンソールに、
靴置き場を設けましたが、
このスペースの裏に、
そっと、電源ターミナルを忍ばせました。
一般的には、
ダッシュボード、インパネ裏でOK!
また出番があるかもしれない為、
結束バンドで一時的に、
括りつけておく程度で十分です。
運転中に足に配線が引っかかって、
事故の原因にならないように、
よく注意して設置しておきましょう!
○スイッチの集積
●近くにスイッチも集積させる
照明を追加で取り付けた場合、
スイッチの設置個所に困ります。
そこで、電源ターミナルから出て
すぐ近くに、スイッチを設けると、
余計な配線が短くなる為、
見栄えがスマートになる事でしょう。
私は、センターコンソールに集積する予定です。
これで、後部の居住部からでも
操作が可能になると予想しています。
○まとめ
●車の代表的な4つの電源
●常時電源(BATT、+B)
●アクセサリー(ACC)
●イグニッション(IG)
●イルミネーション(ILL、ILM)
最低限、覚えておきたい知識だと思います。
バッテリー上がりを引き起こさない為にも、
これくらいは知っておきたいと感じます。
●各電源の特徴
●常時電源(バッテリー電源:BATT, +B)
常にバッテリーから電源が供給されており、
注意して取り扱わないと、バッテリーが上がる可能性がある
●ACC電源(アクセサリー電源)
キーあるいはプッシュスタートを
1回押した状態(エンジン停止、電装品ON)で流れる電源で、
設定メモリーが消える機器には適さない
●IG電源(イグニッション電源)
キーを「ON(エンジン作動中)」にした時だけ流れる電源で、
エンジン停止と連動
●イルミ電源(ILL, ILM)
(スモール連動)に流れる電源
電源の特徴を押さえる事で、
車に流れる電気を管理できるようになります。
その結果、バッテリー上がりのトラブルを
回避しやすくなると思います。
雪山でバッテリー上がりは出来れば避けたい事故なので、
知っておくべき知識だと思います。
○最後に
スキー場へ行く用の雪山号、車中泊号を作る為に、
DIYを駆使して作製していく過程を発信していく予定です。
最初は車の整備・最低限の装備取り付けが多くなりますが、
今後の快適な運転の為の布石です!
特に安易に軽バンを購入する方が多い印象ですが、
雪山特化の軽バン車中泊車両について、
情報を発信していきます!
もし、よろしければ、
過去の記事などもご覧ください!
●車中泊号、雪山号を作ろう!シリーズ
1.車中泊についての概要
2.ベース車両を買おう
3.手元に車両が来たらやる事
4.改造計画
5.電源(常時・イルミ・アクセサリ)の取り出し
6.ハンドル・シフトノブ交換
7.デッドニング
8.断熱材・断熱シート貼り
9.ETC車載器取り付け
10.ドライブレコーダー取り付け←当記事
11.レーダー取り付け
12.タコメーター増設
13.ディスプレイオーディオ取り付け
14.ライト類のLED化
15.ベースキャリア取り付け
16.スタッドレスタイヤ・ホイール
17.ホーン交換
18.シート交換
19.車体下部の防錆材の塗布
20.内部からリアハッチ開閉
21.ヒッチメンバー取り付け
22.ルームランプ移設
23.リアワイパー移植
24.ワイパー5cm延長
25.フロントスピーカー交換
26.リアスピーカー増設
etc...




























