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2023年9月13日水曜日

ホットワックス(hotwax)を塗りたくなってきた人向けのお話【スノーボード・スキー初心者向け】

ワックスを塗りたくなってきた初心者向けのお話

〇板を購入した初心者あるある

自分のスキー板・スノーボード板を購入し、
滑った事のある初心者が次にぶち当たる問題として、
チューンナップがあります。

これから板の購入を検討している方にも参考になります。
チューンナップとか、よく分からないけど、
何となくギアを保管している人、
道具から入るタイプにも役に立つでしょう。






具体的な問題とは

スキー・スノーボードをやっていると、
どうやら『チューンナップ』なるものがあるらしい…。
と、どこかで気付きます。
今回はスキー・スノーボードの
チューンナップ方法の以前に、
『前提となる知識』のお話をしたいと思います。

背景を知っていれば、
なんとなくでチューンナップをすることが無くなり、
自分の道具に更に愛着が持てるでしょう!
また、最初は滑りが劇的に変化する為、
更に滑る事が楽しくなります!

お堅い話は眠くなるな…、
だるいな…と思うかもしれませんが、
折角、高い金を出して買った板がある事でしょうし、
今後購入を検討している初心者も、
無駄にすることが無いよう、
読んで欲しいと思います。

・こんな人たちに向けて記事を作成しました!

  • ワックスというものを聞いたことがあるが、よく分からない
  • チューンナップというものを聞いたことがあるが、(略
  • そもそも、チューンナップってやらなきゃいけないの?
  • お金が掛かるのでしょ?
  • 自分で出来ないの?
  • etc...

そこで、まず、チューンナップの前置きを知る必要があります。


チューンナップとは

車のメンテナンス風景

損保との違い

"チューンナップ"と言われていますが、
要するにメンテナンスです。
滑りに行く人の大多数が
自動車を所持していると思いますが、
車の維持の為、車検や日常点検・洗車を行い、
メンテナンスをしている事でしょう。

道具は手入れが必要です。

スキー・スノーボード板も、
同じようにメンテナンスしてあげましょう!

・・・ということです!

スキー場に向けて運転する時の不安解消!運転に自信が無い人はJAFに入ろう!【スノーボード・スキー初心者向け】

JAF


ワックスとは

ワックスを板に塗る行為は、メンテナンスの一種です。
なぜメンテナンスをするのか簡単に説明すると、

滑りやすくする為です。

折角、選びに選び抜いたお気に入りの板も、
適当に保管していたら、傷んでしまいます。
夏のシーズン中に、適当に保管していたら、
壊れていた…なんて事例も知っております。
仮に、適当に保管して壊れたら嫌だと思います。
私も同じです。
なので、メンテナンスの最低限の知識を得ましょう!

自動車でいう、定期的なオイル交換と一緒です!



パークに入る時、板が走らないのも致命的だと思います。
よく遭遇するパターンだと、
アプローチ速度が足りず、
キッカーで飛んだのはいいですが、
ランディングまで届かないと大クラッシュになります。

ストレスなく板を走らせるのは、
やはり重要だと思います。


〇板の取扱い方法

・冬以外の時期の保管方法

要点は『温度湿度が一定の部屋で直射日光を避けて保管』
です。個人的には、
真夏の温度と直射日光のみ気を付ければいいと思っています。

私は直射日光を避ける為、
ベッドの下で保管しています。
今のところ、これで全く問題は発生しておりません!

今回はシーズン中のメンテナンス方法のみ触れます。


・シーズン中のメンテナンス

・ワックスを塗る利点

シーズン中に行う主なメンテナンスとして、
ここでワックスを塗る作業が出てきます。

雪質が良い時期だと、板はどんどん滑りますが、
平らなバーンでは足を取られる感覚を覚えます。

また、リフトに乗る際や緩斜面にて、
スケーティングをしますが、
ここでストレス無く滑る状態だと、
身体が余計に疲れません!

体力の低下は、滑りのパフォーマンスが落ちたり、
怪我のリスクが高まりますので、
無駄な体力の消費は抑える事をオススメします。

・ワックスを塗る

ワキシングというカッコいい言葉もありますが、
一般的に"ワックス"と言っている様子です。
ワックスを塗る方法は、
多種多様あります。
特に最近、新たな方法が増えてきた印象です。

・ワックスの分類

簡易ワックス
(スプレー型、ペースト型、パウダー型、リキッド型)

ホットワックス
(固形ワックスを加熱して塗る方法)

ここで重要なのは、
ワックスを塗る為の道具が必要になる事です。

まずはホットワックスをする為に必要な、
最低限の道具を紹介します!

スキー用品専門店タナベスポーツ


・ホットワックスする為の最低限セット

最低限のセットの相場は、
だいたい、1万円くらいです。
私も1万円のセット購入しましたが、
オフシーズンにショップに立ち寄った際、
20%割引で購入できました!
こういった時にゲットしたいものですね。

記憶を遡ると、
『冬スポ』『スノ天』でも見かけた記憶です。
安ければいいと思いますが、
個人的には『SWIX』の方が使いやすいです。
勧めておきます。
でも、ガリウムでも何でもイイと思います。

ガリウム スキー スノーボード ワックスセット 15点 アイロン ホットワックスセット ワクシングセット JB0012 オールインワン アイロンセット GALLIUM

価格:9,990円
(2023/9/8 15:08時点)
感想(13件)


・最低限セットが無くても個別で購入してもOK

ぶっちゃけマジでこれだけあれば何とかなるリスト

…を書いておきます。

・アイロン
・ホットワックス(※1)
・ブラシ(※2)

・スクレーパー

・雑巾
おウチにある雑巾で十分です。
私はお歳暮で頂いた、
企業の名前入りタオルを使っています。




初心者なら上の4点と合わせて
『ワキシングペーパー』持っておきたいところです。

毎年、旧ツイッターゲレンデでは賛否両論ですが、
私はあった方がいい派です。
あった方が板へのダメージが少ない上、
クリーニング効果もある為です。
いまだに利用していますが塗りやすいです。

・道具沼の余談

(※1)ホットワックス

ホットワックスの種類はたくさんありますが、
『ベースワックス』と
名前が付いているモノを一つ購入しましょう。
やっていくうちに欲しくなってきたら、
追加で購入するのがいいです。

ワンステップ踏み込むならば、
適応温度帯で選びます。
気温が低く粉雪の中で滑るならば、
適応温度帯が低い物、
水分を含んだ重い雪の降る地域で滑るならば、
適応温度帯が高い物を選んで下さい。
ちなみにですが、無頓着で倹約家の私は、
上記の-4~+3℃のベースワックスしか使いません。


スキー用品専門店タナベスポーツ


(※2)ブラシ

ブラシもホットワックスと同様、
たくさんの種類があります。
私が所持しているブラシ(毛)の材質はこちら。



・ブロンズ(酷い汚れ取り用)


・ボア(イノシシ(硬め))
・ナイロン(ちょい硬め)
・馬毛(柔らかめ)

上から順番にブラシを掛けていきます。
基本的に、ボア→ナイロン→馬 です。
そうすると、
板が黒光りしてきます。
そうしたら完成です。
硬い→柔らかいと順番に掛ける事は、
やすり掛けと同じ感覚です。

特有の光沢が出たら成功!

最後のブラシ掛けまで仕上げた板と、
全く手入れしていない板を履き比べると、
ワックスを掛ける重要性が理解できます。
分からせられます。
一度は体験あれ!

※ワックスの道具沼は深いぞ!

スキー用品専門店タナベスポーツ


・ワックス沼のすゝめ

私は、ホットワックスとリキッド型とペースト型の
簡易ワックスを選択しています。
これについては詳細を別記事で紹介予定です。
乞うご期待!

まず一度、やってみましょう。
また、既に自分でホットワックスを塗れる人の
作業を見学しましょう。
参考になります。

私もそうですが、
慣れて来ると、
やりやすいアイテム等を別途、
購入することになっていきます。
残念ながら道具沼です。
あまり深々と入らない程度にしておきたい所です。

最優先すべき目的は、
『ストレスなく滑れる程度にメンテナンスする事』です。


 

・ワックスの塗り方の超簡単な説明

ワックスを塗る方法を簡単にまとめます

①.板の滑走面の汚れを落とします

・雑巾を水で濡らし、拭き掃除して下さい
②.ワックスを塗ります

・アイロンを用いて固形ワックスを溶かして塗り広げて下さい
③.休憩タイム

・ちょっと馴染ませます
④.余計なワックスを剥がす

・スクレーパー
   ⇓
・ブラシ(硬→柔)
   ⇓
・雑巾で拭く
⑤.道具を片付けて終了

ぶっちゃけ、Youtubeで検索した方が早いし、
参考になりますので、是非検索してみて下さい!
気が乗ってきたら、
私のワックス塗り風景の動画を投稿します。





・自分でワックスを塗る事は結構大変です

ホットワックスは効果が大きいですが、
手間が掛かる事がネックです。

最近は、簡易ワックスでも
ホットワックスと同等の滑走性能を
発揮するモノも確認しています。
自分の性格やスタイルに応じて、
ワックスを選択しましょう。

これからメインの趣味としてやっていくぞ!
…と意気込む方は、
ホットワックスの道具は揃えて欲しいと思います。

シーズン中、滑りに行っては帰ってきて、
適宜ワックスを塗って行きます。
再度塗るタイミングは、
滑りが悪くなって来てからで十分です。
しかし、一瞬でも滑走性能が低下するのは嫌だな…、
と思ったならば、毎回と言わず、
3回に1回くらいのペースで塗るのが良いと思います。


・シーズンアウトしたら…

オフシーズン中に、
プロに任せるべきか、否かを考えましょう。
もちろん毎年やっても良いです。
私は、今シーズンはそこまで板が傷まなかったので、
チューンナップは見送ろう!と判断する時があります。

私がお世話になっているチューンナップショップを紹介します

雪将軍

訪問時の記事はこちら


〇最後に

ワックスをキチンと塗って、
剥がしてチューンナップした状態で、
朝一番に、誰も滑っていない斜面を滑るのは、
スキー・スノーボードの中でも、
屈指の楽しいポイントの一つです。
私も、ファーストトラックを狙って、
早起きして、リフトの運航に合わせて準備をします。
また、早朝営業をやっているスキー場では、
ご来光を拝みながらの滑走なんて事もできます。
これは、シーズンスポーツである
スキー・スノーボードの醍醐味と言えます。
稀に、吹雪に当たってしまいますけど…(笑)

しかし、まだ体験した事がない人には、
是非、味わって欲しいと思います。
早起きや朝早くの運転などは大変ですが、
その労力に見合った体験が得られる事でしょう!

2020年11月8日日曜日

新潟県十日町市にある雪将軍様にスキー板のチューンナップのお願いにうかがった

私がお世話になっているチューンナップ屋さんを紹介します!

『雪将軍』様です!

↓↓公式ホームページはこちら↓↓

https://yukishogun.com/

板の販売も行っているそうですが、
メインはチューンナップだそうです。
オリジナルグッズも多数取り揃えておりました!



雪将軍なう

〇アクセス・地図


〒948-0000
新潟県十日町市新座399-3

○シーズン終了したのでチューンナップのお願いに行きました

2019-2020シーズンから滑っている板は、
雪将軍でチューンして頂いてます。
かなり調子良いです。
どんな感じかと言えば、
エッジの出し入れがとてもやりやすい仕上がりでした。

〇チューンナップの一例

私は子供の頃にアルペンスキーの経験もあり、
それ以来ずっと、カービング主体の滑りです。
そういったバックグラウンドもあるからか、
常に雪に食い続いちゃうのは落下方向に対してブレーキとなってしまう為、
エッジを抜きやすいエッジが理想です。
また、エッジを食わせるのみの滑りは、
操作の幅をせばめると思っているので、かなり理想的な仕上がりでした!!

常にカービングをしている訳ではないので、
ズラしたいところでズラせる操作性が欲しいです。
かと言って食わない訳ではない。
そういう感覚でした。

川田店長からお話をお聞きしましたが、
最近のレースの現場では主流の調整のようです。
知らなかった…。
技術は進歩しているのですねぇ…(ヽ´ω`)シミジミ

そんなこんなで、僕の中では、
『良いチューンナップ屋さんだな!』…っと思って贔屓してます。
遥々群馬から十日町まで足を運ぶに値すると思うからです。

これまで神田のお店などを利用しておりましたが、
『ふむ…、こんなものか…』という感じで、
どのお店にお願いしても、
ビビッと来るものがありませんでした。
しかし、雪将軍に初めて依頼してから、
板の調子がとてもよくなったと感じました。
私のように、アルペンスキーのバックグラウンドがある人は、
一度、チューンナップの依頼を出してみてはいかがでしょうか??


〇料金が安い

料金も良心的で少し経営を心配してしまう程です。
2020年11月8日にスキー板3本依頼しましたが、
最安値のメニューとは言え、合計1.2万円は安過ぎます。
それでいて質は申し分なし。
また、よろしくお願いします!ってもんです(笑)

ちょっと気になるな…という方は以下の公式HPへどうぞ


宅配便でも受け付けているようなので、
是非お任せしてみてはいかがでしょうか?
料金表やサービス内容の確認もこちらでどうぞ



お店の近況報告はFacebookをメインに行っているそうです。

○十日町市民のソウルフード

余談ですが、お店の近くにあります、
玄海さんへお邪魔してきました。
玄海さんのカルビクッパは、
十日町の人のソウルフードとのお話を聞きました1
また食べに行きたくなる味とお店でした!スープまでほぼ飲みました。















街の焼肉屋さん大好きマンなので、


100tp(とーますポイント)でした!また絶対行くぞ!