初代・二代目痛板を作った時の話
○初代マイ痛板との思い出
私の初代痛板は、
当時一番のビッグウェーブだったに違いない、
ガールズ&パンツァーに登場する
アンツィオ高校の痛板です。
初代は一枚貼りの板ではなく、
小さなステッカーを
ペタペタ貼った簡易的なモノでした。
しかし、初めて作成した痛板で、
「これもワイも痛板乗りになれた!」
と嬉しかったものです…
そんな痛板を所持したばかりでしたが、
この時期は大洗へ聖地巡礼するブームでした。
となると、やることは一つ…
ガルパン痛板を持って行って、記念撮影したい!
…ということで、大洗へ行った時の、
聖地巡礼動画を作成しました!
動画の台本としては、あくまでも聖地巡礼、
大洗の街中紹介がメインですが、
一部、痛板と記念撮影する場面も含めております。
なので、ここで紹介したいと思います!
良かったらご覧下さい!
初代痛板を持っていた時は、
丁度パウダードハマりの期間の終盤で、
各地のスキー場の早割券を買い漁り、
点々と滑っている時期でした。
そんな期間中の初期に、偶然白馬47に行った時に、
痛板オフ会なるものを知りました。
その時は、まさか自分が所持するとは…、
と思いましたが、色々な偶然が重なり、
どっぷりハマってしまいました!(笑)
○大洗聖地巡礼動画
ちなみに、この動画はvol.2にあたります。
なので、是非vol.1から順番に見て欲しいです!
最初の大洗聖地巡礼動画は、
vol.1~5までの一大長編動画になっております…
いや、巡る場所が多すぎるんです。
実際に訪れたオタクは分かると思いますが…。
●動画中で記念撮影した写真
大洗町の「山戸呉服店」様で記念撮影。
店主様にお願いして、
パネルを外に引っ張り出してもらいました。
お礼としては何ですが、
グッズをたくさん買って帰りました。
今は無き飲食店の「ぎらばり」様でも記念撮影。
今では絶対に見られない光景です…
現在は「和久」様にあります。
海鮮料理を提供する飲食店であり、
駐車場も完備したお店でオススメです!
●初代デザイン
様々な痛板のデザインを見ていると、
フィルムのフレームを活かした"コレ"をよく見ます。
良い感じになるので、私も参考にしました。
これから痛板をデザインする方は、
是非、取り入れてみてはいかがでしょうか??
●初代を持って初参加したGJ
ゲレンデジャック7.5in岩岳が、
マイ痛板を持って行った最初のGJです。
実は5.0、6.5にも足を運んでいますが、
5.0は偶然遭遇した機会でした。
6.5は実物を見て、作成の参考にしようと思い、
ちょろっと参加しておりました。
その時に動画でも回していた方がいれば、
そこに私が映っているかもしれません…。
○二代目痛板の作成
初代痛板を持って行って、
聖地巡礼したのが2016年のオフシーズンです。
その後、2016-17シーズンは初代で滑りましたが、
2017年のオフ期間に全て剥がして、
一枚ステッカーのフルラッピング仕様に変更しています。
痛板オフへ行くと、私より古参の方々は、
フルラッピングのステッカーを1枚張りでした。
この仕様に非常に憧れ、
すぐにでも仕様変更したい気持ちになりました。
一歩先を歩く人と会う重要性を知りました。
●二代目のデザインに苦労した…
最終的に落ち着いたデザインはこちら。
PCで板の枠の中にイラストなどを配置することが、
痛いアイテムを作る為のデザインだと学びました。
●課題1,画像編集ソフト
PCを立ち上げたものの、
どの画像編集ソフトを使えばいいのか分かりませんでした。
なるほど…、初心者はココで躓くな…と分かりました。
様々な画像編集ソフトを調べる所から始まり、
実際に試してみて、今紹介しているソフトを紹介しています。
現在は「paint.net」を紹介しておりますが、
その他にもgimpなども試した結果です。
理由はシンプルで使いやすかったから、
プラグインが出来れば有料ソフト級の質。
2点が決まり手でした!
●課題2,素材を集める
素材集めも苦労したポイントです。
まず、板の枠を作る所でした。
実際にこれから痛板化させる板のシルエットを
公式HPから拾って枠を作る方法など、
今となってはやれることがありますが、
当時はソフトも満足に使えなかったので、
かなり苦労したポイントです。
しかし、当時に販売された、
JIBA板の存在が救世主となりました。
今でもオフ会の協賛企業として、
バックアップして頂いている、
AMAX様のホームページに答えがあります。
こちらで、JIBA板の枠の素材が公開されており、
自由にダウンロードが可能です。
このおかげで作業が大幅に捗りました!
ようやくここで、
実際にキャラクターのイラストを載せていく訳ですが、
重要なポイントが2点あります。
(1)著作権は確認する
有名な痛車を筆頭に、痛アイテムを見ると、
結構、無視している方が多いこと…。
作品によっては公式絵の使用を禁止しております。
それなのに、平気で使うオタクがいるのは、
カルチャーが崩壊しかねないのに、
一体何やっているだか…と呆れます。
二次創作のイラストは平気の場合があるので、
作品によって異なる場合が多く、
公式の情報は隈なく確認すべきです。
もし公式で厳禁と文書化されており、
イラストのステッカーを作成するのを
印刷業者に委託する場合が考えられます。
著作権者から訴え等の申告が来れば、
印刷業者に迷惑が掛かります。
その対応ができるのか?と一度自問すべきです。
(2)出来るだけ高画質なモノを集める
(1)の著作権について問題が無ければ、
(2)の段階へ進みます。
出来るだけ高画質の素材・イラストを集めます。
理由は、実際に配置していくと、
引き延ばすことが多いからです。
引き延ばすと、荒い仕上がりになり、
これが満足感を低下させる原因になります。
不必要に引き延ばさなければ問題ありませんが、
最初から出来るだけ高画質な素材を集めるのがベターです。
●課題3,配置とセンス
これも苦労したポイント…。
思い出しただけでも吐きそう…。
適当に配置しただけで思ったことその1。
「なんやこれ…だっせぇなおい」
これは自分でデザインした経験がある方は、
一度は通る道かと思います。
ただ、一番の醍醐味だとも思いました。
二代目を作成した段階で生まれた【背景絵】
ここで、私が痛板をデザインする上で、
考え抜いた構成について説明します。
構成は次の通りです。
1.背景 2.メインキャラ絵 3.すき間を埋める素材
1.背景
背景を自作することにしました。
これが有るのと無いので、
バランスが取れるようになりました。
2.メインとなるキャラ絵
これは大元の素材の背景を抜きます。
背景抜きは画像編集ソフトで可能です。
場合によっては、ネットに転がっています。
3.すき間を埋める素材
これをたくさん作り、
メインの目立たせたいキャラの周囲に配置します。
ガルパン痛板の場合、校章やデフォルメ絵が有効でした。
1~3まで出来たものを載せていきます。
その結果は次の通りです。
二代目の仮案はこちら
まず、ガルパンのアンチョビ姉さんを、
左右こちら側を向くように配置しました。
中央部分には、デフォルメ絵を配置。
テール部分の寂しかった位置には、
作品のタイトル・校章を配置しました。
●センス→自分らしさと考えた
最終的に出来た完成品のデザインを見てみましょう。
最終的に落ち着いた素材として、
「URAS」という文字
背景にレーシングカーの素材
上記2つを別途作成し、配置しました。
新たな素材を用意して配置しては消して、
更に素材を用意しては配置しては消して、
これを繰り返して最終版に落ち着きました。
一番骨が折れたのはココでした…。
元々のキャラ絵はレースクイーンがモチーフです。
また、ガルパンは実際にレーシングカーの
ラッピングがなされております。
また、私はレーシングカーなど車が好きなので、
それをオマージュする路線を見出しました。
「レーシングカー×アニメキャラ」
これが私らしい痛板のデザインになりました!
実際に今後も、このコンセプトで作成しております!
●素材集め以前の問題
ここで一番重要だったのが、
『コンセプトの決定』です。
私はゴールが1枚のフルラッピング痛板を作ることで、
ここが疎かになっておいりました。
結果的に、レーシングカー×アニメキャラという
コンセプトが見出せましたが、
「こんな感じにしたい!」という
ビジョンが無いと困る事も分かりました。
私は運良く分かりましたが、
ああしたい!こうしたい!という
イメージ、コンセプトが無いと、
どんな素材を集めたらいいのか、
それすらも分からないという訳です!
○二代目痛板の思い出
二代目ですが、ソールがえぐれてしまい、
今はビンディングが外されて、
お家でインテリアになっております。
しかし、二代目を作成した当時、
様々な思い出があるので少し紹介します。
●再び大洗訪問
山戸(やまと)呉服店様で再び記念撮影
また、大洗へ遊びに行ってきました!
二代目はガルパンラッピング痛車の存在もあり、
結構、認知している方も多く、
見せた方々にも好評でした。
かなり嬉しかったです!
今回も店舗の前にパネルを出して頂きました。
いつもはショーケースの中におります。
良い思い出になりました!
呉服店様ですが、我々オタク向けのお土産として、
タオル・手ぬぐい・タペストリーなどを
販売しております。
タオルは質が非常に良く、
大洗土産に最適な一品の一つです。
今回にうかがった期間は、
大規模なイベントが開催されており、
町営駐車場にて、ダンプの痛車、
別のパネル所持者の方々とも撮影しました。
●痛板コブオフin奥志賀
GJ以外のオフ会くらいしか
参加していませんでしたが、
この板を作成してから、
他のオフ会も顔を出すようになりました。
そういう意味で、
二代目も大きな転機を生み出してくれた板です。
○初代・二代目痛板ep.
ほぼ手探りで作成した初代、
初代の反省を生かした二代目、
この二代のおかげで
私なりの痛板の作成方法が確立できました。
また、大洗へ遊びに行く機会や、
痛板民とのオフ会へ行く機会も与えてくれました。
今思い出しても、作成して良かったです。
何より、痛板のデザイン方法について、
簡単になりましたが、触れられたのも嬉しいです。
結構、話したかったネタですが、
どうやって記事にしようか、
ずっと悩んでいましたが、
やっと目途がついたので、
この度、公開に漕ぎつけました。
これから痛板をデザインするぞ!
…という方の参考になれば幸いです。
ご覧頂きありがとうございました。
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私の知らないスノーカルチャーがまだまだ存在していると思っています。もしよろしければ、あなたのお気に入り等がありましたら、コメントにて教えて頂けると幸いです。お待ちしております。